CentOS7 : システム全体を暗号化したOSの自動起動(LVM on LUKS)その2
先日、CentOS7 : システム全体を暗号化したOSの自動起動(LVM on LUKS)という記事を公開しましたが、その内容は暗号化を実質的に無意味にするもので、実用に耐えませんでした。 今回は、前回をベースに試行錯誤し、ある程度有用な実装方法を考えましたので、公開します。 設計思想 暗号化解除に使う鍵を常時アクセス可能な場所に保存することは、暗号化を無意味にすることです。 今回は、必要なときだけ保存することとし、運用中は鍵を無効化するという発想です。ワンタイムパスワードと同じ発想ですね。 再起動...