”free”コマンドなどでメール容量を確認すると、192MBほど少なかったりします。
環境によっては、256MBであったり、512MBであったります。
標題の通り、カーネルダンプによって、メモリーが予約されているからです。
確認方法
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free dmesg | grep crashkernel systemctl status kdump |
カーネルダンプを無効化します
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sudo systemctl stop kdump sudo systemctl disable kdump |
GRUB2 のコマンドラインオプションの設定で予約されている場合があります
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sudo vi /etc/default/grub |
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(省略) GRUB_CMDLINE_LINUX="(省略)crashkernel=auto" (省略) |
crashkernel=auto がメモリー予約の設定なので、no に変えます。
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(省略) GRUB_CMDLINE_LINUX="(省略)crashkernel=no" (省略) |
設定を反映します。
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sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg reboot |
再起動後、予約メモリが解放されればOKです。
kexec-tools で設定されている場合があります
Cockpit などを導入していると、依存関係で、kexec-tools がインストールされていたりします。
kexec-tools がインストールされていると、コマンドラインオプションを上書きされてしまいます。
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sudo grubby --update-kernel=ALL --remove-args="crashkernel" reboot |
再起動後、予約メモリが解放されればOKです。
設定を元に戻す場合は以下の通りです。
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sudo dnf reinstall kexec-tools reboot |
お察しのいい方であればすぐに気づくと思いますが、kexec-tools などが更新される毎に crashkernel の設定が復活してしまいます。回避する方法を模索していますが、まだ見つけられていません。