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Amavis mail content checker は、標準のウイルススキャナとして ClamAV を使います。
ClamAV は、いろいろと問題があり、特に検出率を上げたいので、 COMODO AntiVirus を併用することにします。
ClamAV で サードパーティーの署名(定義ファイル)を使う
デスクトップ環境での動作は、検証していないので知りませんが、 COMODO AntiVirus は現行のLinux OSの殆どをサポートしておりません。
したがって、DAEMON として動作させるのは難しいです。
しかしながら、メールのウイルススキャナとしては、一応使えそうなので、インストールしてみました。
用意するもの
COMODO AntiVirus for Linux
こちらでダウンロード
https://www.comodo.com/home/internet-security/antivirus-for-linux.php
Redhat Enterprise Linux 64bit を選択し、”cav-linux_x64.rpm”というファイルをダウンロードします。
最新の定義ファイル
こちらでダウンロードします。
https://www.comodo.com/home/internet-security/updates/vdp/database.php
”bases.cav”というファイルをダウンロードします。
なんと、定義ファイルの更新は手動です。
しかも、更新頻度がビミョー。
インストール
dnf コマンドでインストールできます。
ダウンロードした”cav-linux_x64.rpm”を指定してインストールします。
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sudo dnf install ./cav-linux_x64.rpm |
”/opt/COMODO/post_setup.sh”を実行しろと表示されますが、実行する必要はありません。
ダウンロード済みの”bases.cav”を上書きします。
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sudo mv bases.cav /opt/COMODO/scanners/ |
Amavis mail content checker の設定
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sudo vi /etc/amavisd/amavisd.conf/ |
@av_scanners のセクションに、スキャナを追加。
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['COMODO Antivirus', ['/opt/COMODO/cmdscan'], '-v -s {}', qr/Number of Found Viruses[ .]*: 0+(?!\d)/, qr/Number of Found Viruses[ .]*: 0*[1-9]/, qr/^\S+\s+--->\s+(.+)/ ], |
Amavis mail content checker の再起動
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sudo systemctl restart amavisd.service |
余談
”/opt/COMODO/post_setup.sh”を実行する場合は、以下の通り、依存するモジュール等をインストールします。
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sudo dnf install make kernel-devel freetype libSM libXrender fontconfig libXext chkconfig initscripts sudo ln -s /opt/COMODO/libssl.so.0.9.8 /lib64/libssl.so.0.9.8 sudo ln -s /opt/COMODO/libcrypto.so.0.9.8 /lib64/libcrypto.so.0.9.8 sudo /opt/COMODO/post_setup.sh |
こんなことしなくても、”/opt/COMODO/cmdscan”は動きます。
こんなことをしても、まともに動かすのは難しいです。
アンインストール
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sudo dnf remove CAV_LINUX sudo systemctl restart amavisd.service |